
十月は、花屋に並ぶ草花の色が変わっていく時期です。夏の緑が少しずつ茶色や赤に変わる中に、リンドウの紫やコスモスのピンクが混じってきます。その移り変わりを眺めるのが、この季節の楽しみです。
01 リンドウ:秋を代表する花
リンドウは、秋の花束の中心になる花です。紫・青紫・白の品種があり、茎がしっかりしているので花束の骨格を作るのに向いています。花持ちもよく、水揚げをしっかりすると、比較的長く楽しめます。
リンドウは入荷のたびに、茎の太さや色の濃さが違います。選ぶときは、茎がしっかりしていて、つぼみが一つ二つ開きかけているものが扱いやすいです。
02 コスモスとケイトウの使い方
コスモスは花持ちが短い分、束ねたときの軽やかさが魅力です。茎が細く、花束の中に入れると動きが出ます。白やピンクは他の花の色を引き立てるので、脇役として使うことが多いです。
ケイトウはビロードのような質感が特徴で、赤・オレンジ・黄色の品種があります。秋の花束に温かみを加えたいときに使います。乾燥させてもきれいなので、ドライフラワーとして楽しむこともできます。
03 アマランサスとニゲラの実
アマランサスは花が終わった後も、穂の形が残ります。深い赤や緑の穂を花束に入れると、秋らしい重みが出ます。Lunar Wind Meadow では、入荷した時期に花束へ取り入れています。
ニゲラは夏に花が咲き、秋には風船のような実になります。この実を花束に入れると、「これは何だろう」と目を引く実です。名前を知らない植物と出会うのも、花束の楽しみの一つだと思っています。
秋の花は、夏の花とは違う落ち着きがあります。今週の入荷状況はお問い合わせください。